外来について

元気がない、食欲がない、どこか痛がる、痒がる、しこりを見つけた、
下痢をしている、吐く、咳をする、尿の回数が多い、異常に水を飲む。

ペットは体の異常を言葉で伝えることができません。
何かいつもと違う様子が見られたら早めにご相談ください。

状態により当院での診断や治療が困難な場合には大学病院や専門病院を紹介しています。
専門医とも連携をとりながら、より良い治療を目指します。

診療科

予防医療や健康診断から様々な病気の診断・治療まで

混合ワクチン、狂犬病ワクチン、フィラリア予防などの予防医療や健康診断の他、元気がない、食欲不振、下痢や軟便・嘔吐などの消化器症状や、頻尿・血尿などの泌尿器症状、目が赤い・目ヤニが出るなどの眼科症状など様々な不調についてご相談ください

皮膚病の原因を探り、皮膚に最適な治療法をご提案

『痒い！』はとてもつらいです。痒みを引き起こす皮膚病や外耳炎には様々な原因があります。皮膚病には様々な種類があります。内臓の不調（特にホルモンの関与）が原因というものもあります。また、近年ワンちゃんや猫ちゃんにもアレルギー性皮膚炎が増加しています。原因は食餌や環境要因（ハウスダストや植物の花粉等）など様々です。まずは原因を探り、薬や食餌療法、シャンプー療法など様々な治療をご提案いたします。当院では薬用シャンプーとマイクロバブルを利用した薬浴も行っております。また、難治性の外耳炎についてはオトスコープ（耳の内視鏡）を用いて耳の奥まで検査・治療が可能となっております。

歯や口周りの治療から予防まで

ヒトの口の健康が全身へ影響することはもはや常識ですが、犬や猫でも全く同様であり、口の病気は生活の質や寿命に大きな影響を及ぼします。特に犬や猫では歯周病が多く、口臭や口の痛みはもちろん、歯周病菌が全身に広がって心臓や腎臓、脊椎などに感染するケースもあります。また、歯周病以外では口腔内腫瘍や歯原性嚢胞、外歯瘻、歯の破折、歯肉口内炎（猫）、歯頚部吸収（猫）など様々な病気があり、当院では最適な治療ができるよう心掛けております。

痛みや麻痺、老犬のケアの他、各種疾患の治療補助として

鍼灸治療は、全身を巡る経絡上の経血（ツボ）に刺激を与えることで全身状態を改善する療法です。東洋医学では、経絡に流れる「氣」の不足や停滞により身体に異常が現れるため、鍼灸で氣の流れを整えることで症状が改善するという考えがあります。近年、現代医学（西洋医学）でも効果の実証や、経絡との解剖学的な関連が再認識されつつあります。例えば、血圧の調節や胃腸の働きの促進などは科学的に実証されていますが、これは鍼灸の作用の一つである自律神経の調節によるものです。そのため痛みや麻痺など運動器の疾患だけでなく、各種疾患の治療（または治療補助）として行ないます。

当院の特徴

診察をもとに、皮膚の症状に合わせたスキンケアをご提案します。
院内トリミングでケアを行うことも出来ます。
また、鍼治療とトリミングを同時に行うことも可能です。

専門治療のご紹介

皮膚病の治療・スキンケア

かゆそうで、辛そうな皮膚病などの体質に寄り添って、治療方針をご提案します。ワンちゃんやネコちゃんの皮膚トラブルは、かゆみ・皮膚の赤み・フケ・カビ・アレルギーなど多岐に渡ります。長い期間付き合う症状が多いからこそ、寄り添った治療を行っていきます。
東洋医学の鍼灸治療

人間の鍼灸師国家資格を持つ医師が鍼治療を行っています。痛みの緩和、運動機能の回復、自律神経の調整などの効果が期待できます。ツボを刺激することで、神経系が刺激されるため痛みを和らけるホルモンなどが分泌されるほか、免疫力が高まると言われています。